こどものメンタルと子育ての難しさ(5歳の感情論と大人の事情)
うちの子は5歳です。
人間は5歳になると立派な言葉を話します。しかし自分の気持ちに関してはまだうまく表現できずに黙ってしまいます。かなしいの?いやなの?と問うても、下を向いてだまってしまうことがよくあります。
ちょっとまえまでは、泣きじゃくったり暴れたりしていましたが、脳の発達なのでしょうか。頭でなにやら考えてますが、ただしゃべりたくないだけなのかわかりません。
わたしにはわからない。通ってきた道のはずなのに。自分の感情すらわからないので、まったく異なる個体の脳の考えなどわかるはずもありません。
ちいさいときは、ごめんなさい。もうしないよ。がんばるよ。などと言われるとがんばってね!と単純に許せるものですが、だんだん賢くなってるはずなのに、毎日いってることを今日もまたやらかしているとおもうととても怒りを収めるのに苦労するものです。もう私個人は無意識の中で彼女を人間として同等の目線で話しているのです。あるいみ正解ですが、ある意味不正解だと思います。
まだ5年しか生きておらず、この家族という世界を中心にちょっとだけ外に出た小さな世界での経験しかありません。様々な人種とかかわることもせいぜい保育園のお友達と先生レベルです。あるいみ広い世界をしらない人格なのです。まだやわらかくてあたらしい新鮮な脳の中はわかりません。本当にむずかしい。たとえ親ですらわかり得ないでしょう。しかし新鮮がゆえに、無知でもあります。
同じことを100回言ってそれでもまたやらかしてくれると怒りを抑えられない未熟なわたしです。さぞ彼女も苦労していることでしょう。わかっているのです。でも本当にむずかしい。
これからも続くと思わえっる育児の悩みの壁はまだまだそびえたち続けるのだろうとおもいました。